お腹が気になって腹筋を始め、首肩腰背中の痛みが出る場合があります。
例えば反り腰の場合、肋骨は下がり開いていて、腰を反り、骨盤は前に倒れているという状態。
横隔膜は収縮状態で可動域が狭く、腰は引っ張られ、息を吸う方が多め、交感神経優位となります。
その状態で腹筋運動を行った場合、肋骨まわりが硬く肩・首に力が入る、お腹が使えていなければ腰・背中に痛みがでます。
先ずは
息を吐ききること
肋骨を良い位置キープで呼吸すること
肋骨と骨盤を良い位置へもっていきます。
みぞおちの後ろは反りやすいのですが、そこは反らさず胸椎上部を反る感覚をいれます。
肋骨まわりの動きも重要です。
はじめのうちは反復練習、継続し少しづつ変化していきます。
呼吸して横隔膜を可動させるのですが、他に連動して動く筋肉が腹横筋、骨盤底筋です。背中側には多裂筋が
あり、その4つの筋肉がインナーユニット、身体の深層の土台となるところです。
ここがしっかりしていなければ、どんな動きをしてもブレたり、痛みの原因となります。
まずは呼吸でインナーユニットをしっかりさせ骨盤安定、肋骨を可動・安定させたいです!
1日2万回、3万回されるとも言われる呼吸、良い姿勢で行いたいですね。
少し話はソレますが、下半身も同様で、スクワットしたら股関節、膝が痛い場合、
骨盤の位置、大腿骨の位置、脛骨の位置、足部の位置が重要です。
良い位置で動かします。
下腹をスッキリさせたい場合は、呼吸で骨の位置を整えるところから行っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。